『君と、はじめて。』-5
「舐めやすいから、好きだよ…全部…剃っちゃったら?すごく感じるよ?」
「最初からアブノーマルですか?求めるレベル高いですよ」
フフッと笑ってキスをする。見ていない隙に、あそこに指が入ってきた。
「うっ…ふわぁ、あっ…んん…」
さっきと比べ物にならないほど、体が火照って熱い。さらに喘ぐ。
「…っああっ…んんっ…」
くちゃくちゃと音が…今度は本当にしてる。いやらしい音。あそこもとても熱い。キスもしながら、だから、息が上手くできてないような気がする。
―波が、来る、みたいな?
指がさらに、あそこを弄ぶ。指でコロコロと転がしたり、つまんだり…さらにクチャッ、クチャッと、滴り落ちそうな音をたてる。
弄んでいた指を引き抜き、ぺろりと舐めて見せた。
「…意地悪。」
「美味しいのに。」
―恥ずかしいけど、もっともっと感じたい。自分のコンプレックスはどうでも良くなってきた。
舌が首筋を這って、下へ下へと降りていく。
お腹を、へそを舐めて、さらに下へと。
脚を開かれた。全部、全部見られている。胸もへそも、あそこも…たぶんお尻の穴も…
とにかく恥ずかしくて、恥ずかしくて、でも、恥ずかしいところをさらに晒したくなる。
「スゴく濡れてるね…お尻まで滴っている」
―わかってるよ。わかってるって、恥ずかしいけど、もっと感じたい。
お尻から、滴り落ちた、私の滴を丁寧に舐めていく。
「…ッッひゃっ、」
汚い穴…そう思うとなお感じてしまう。
舌の動きが感じる。どうしよもなく体が熱くなる。もっともっと感じたい。胸がドクドクなる。嫌でも腰がくねってしまう。
―ッ、もっと、もっと!
そして、私はよくわからない声を上げて、目の前が白くなって意識が、プツ、と消えた。
―美優…?美優?…疲れた?
「気づいた?」
「私…」
「イッて、気絶していた」
「…………。」
しばらくして、美優がポツリと言う。
「…受け身しかしてなかったですね」
―美優のイッている顔を見られたのは嬉しかったよ?たくさん、たくさん、美優を味わえたよ?
…次は、俺がイキたいな。
うろうろとキスしてみたり、胸を舐める。