妹肉感レイプ4-2
好きな物食べていいよ。
ファミレスで僕がそう言った時…真理絵は今日いちの笑顔を浮かべた。
そして…ホントに好きな物を食べまくった。
チキン&ハンバーグプレート、ミックスサンド、マルゲリータ(ハーフサイズ)、マンゴープリン、サラダバー、ドリンクバー等等。
想定内と言えば想定内だった。
ファミレスでとっておき福沢諭吉とお別れをした後…僕と真理絵は海浜公園内の防波堤に向かった。
出発するのが遅かったのと駅のトイレ、ファミレスで時間を食った事も有り防波堤に着いた頃にはすでに夕方の少し前といった感じだった。
真理絵は海からの風に目を細め夕陽に変わる手前の太陽を眺めている。
「真理絵?」
「なに?」真理絵は振り向きもせずに答える。
「あの…後悔してない?僕とその…」僕は一番気になっていた質問を真理絵にぶつけた。
「してない…」驚く程あっさりした真理絵の返事だった。
まぁ真理絵らしいと言えば真理絵らしい。
「でも…この先…」
「今は先の事を考えても仕方ないよ…今は二人で過して行くだけだよ。
このまま一生賞一緒に暮らせるかもしれないし…それが運命なら別れる日が来るし」驚く程しっかりした真理絵の考えだった。
「そうだね…真理絵…今は一緒だね」僕は真理絵の丸い肩を抱き寄せた。
他人が見たら歪んだ関係かもしれない。
でもその関係が永久に続く事を僕はせつに願った。
「…………とう…」真理絵が何か呟いた。
「なに?真理絵…」
「お兄ちゃん…ありがとう…」完全に夕陽に変わった太陽がはにかむ真理絵の丸い顔を照らし出していた。
つづく