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君の瞳に恋してる
【教師 官能小説】

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君の瞳に恋してる・V-3

洋モノのアクション大作のチケットを買って、上映時間までモール内を見て回った。
すれ違う男がチラチラ海を見ている気がする。
男は彼氏連れだろうがなんだろうが可愛い女の子を見るものだ。

「先生さあ、ちょっと地味だよね」

上から下まで舐めるようにチェックされた。

普通のプリントTシャツ+普通のストレートデニム+黒のハイカットスニーカーが僕の格好。
オシャレには疎い。

「先生、お金ある?」

「?…ありますけど」

今日は海が欲しいものは買ってあげたかったので、いつになく財布は厚い。

「じゃあ買お!」


ニヤリと笑うとメンズ服のショップに引きずられていき、次々に試着させられて海に言われるままに購入した。
着てきた服を包んでもらい、全身海のコーディネートになった。

紺色のポロシャツ+折り返した裾がチェックになっているベージュの膝丈のパンツ+スエード調のサンダル

「先生、イイよ!!格好良い!!教師に見えない!!」

「…そ、そうですか?」

なんだか気恥ずかしい。自分では絶対に選ばないようなチョイスだし…
丈の短いパンツなんて小学生以来だ。

海が満足気に頷くと「じゃあ行こ!」と加持の腕に自分の腕を絡ませてきた。

「ぅあっ…」

「え?なあに?」

「イ、イエ!」

む…胸が当たってる…

海本人は無自覚かも知れないが、加持の腕に横胸が当たるカタチになっている。
つい海の愛しい膨らみの事を思い出してしまい、モヤっとした気持ちになってしまう。

無邪気な海はこっちの気も知らず、「あれ可愛い!」などと目移りしながらグイグイ加持をひっぱていく。

斜め上からいつもよりさらに可愛い海を見つめる。


まるで生殺しだ…





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