『理沙』-2
『あーん…あん…ああっうううっ…』
甲高い声が、徐々に大きくなって行く…喘ぎ声の大きさに比例する様に、花びらの間から溢れ出す愛液の量も増していった…
理沙の右手には、男の肉塊が握りしめられていた…快楽に耐えられなくなった理沙は、体勢を変えると肉塊を頬張った…ねっとりと絡み付く様な舌使い…
男の手を離れたショッキングピンクのバイブは、理沙の花びらの間に突き刺さり、小さく振動している、その動きを制御しているのは、理沙自身であった…
『うううっ…ぅうっ…』
バイブの刺激を存分に楽しむと、理沙は仰向けになり足を広げ、破裂しそうな肉塊を受け入れる…
『来てっ…来てっ…』
愛液に、まみれたピンクの花びらの間に、理沙の唾液に濡らされた肉塊が、ゆっくりと奥深くまで挿入される…
『ぅうっ…ぁあああーん…』
理沙は正常位以外では、男を受け入れない…花びらの型が崩れるからだと言う…これも彼女なりの美学であろう…しかし、単一な体位だけでも余りあるテクニックと、抜群の壺の締まり具合…男を虜にしてしまう腰使いは、とても18歳の少女とは思えない…男は壺の中で締め付けられる肉塊が破裂しない様、防戦一方である…理沙の愛液と二人の汗が、真っ白なシーツの色を変えて行った…
理沙の腰が激しく動き出し、更に肉塊を締め上げる…
『あーんぅううっ…駄目…駄目っ…イッちゃう…あああっ…』
理沙の腰は動かなくなっていた…男は壺から、理沙の愛液まみれの肉塊を抜き、右手で懸命に扱く…理沙の腹の上に勢い良く、白い精液が飛び出した…肉塊の無くなった理沙の花びらは、ピンク色に赤味が加わりビクッ、ビクッと収縮運動を繰り返していた…溢れ出した愛液はシーツに達している…理沙は腹の上の精液を拭い取り、男と唇を重ね合わせる…
長い口付けの後…理沙は無言で、バスルームの中に消えて行った…
男はベットの下に脱ぎ捨てられた服を着ると、黙って部屋を後にする…大きな窓には、漆黒の海以外、何も写らなくなり、部屋に静寂が訪れた…