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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その8)-2

今、優子は逝かされないもどかしさに、気が狂いそうだった。

だが、街中を走る今は、
その感情を押し殺しながら運転しなければならない。
一度だけでなく、車の振動で身体が痺れそうになった。
危うくブレーキを踏んだが、辛うじて危険は避けられた。

「馬鹿野郎、気をつけて運転しろ」
「あ、はい、すみません」

優子は研二郎に罵倒されながらも、
安全な場所に来ると、彼に下腹部を触られていた。
ヘソの下の陰毛を撫でられ、腹を触られると運転どころではない。

「ご主人様、もうすぐですから・・お願い」
そういうのがやっとだった。

(この人は、どこまで女性を虐めることが好きなかしら・・)
恨めしくもあり、恥ずかしくもあり、
そんな研二郎に、何故か惹かれていく自分が愛しかった。

車の運転をしながら優子は考えていた。

(もう、まともなセックスなんて出来ないし、普通の愛なんて私は求めていない、
小さい頃から、両親からの厳しい躾に反発しながら従っていた私だから、
教師という職業は好きだけれど、それは私の仮の姿、

だからこそ、大人になってから自由に、自分のしたいように生きたい・・
そう思って生きてきた、
でも今はこの男性に身も心も支配されている私、
拘束されている自分、

でも、その内容は今までとは違う・・
どうなっていくの?・・わたし。

それは自分が選んだ道だから、普通の人のように結婚し、
子供を産んで・・
子供を育てて、理想の家庭を築き、幸せな人生を・・
そんなことを私は望まない、私は私の生き方で生きていく。
それが人の道に外れても、淫乱な女と言われても、
M女と言われ、男に服従されても良い・・私は・・)

優子は運転士ながら、そんなことを考えていた。

「優子、さっきから何を考えているのだ」
「あ、はい・・研二郎様と逢う前のことなど、です」
「ふむ・・後でお前に恥ずかしいことをさせてやるぞ」
「えっ?・・恥ずかしいこと、ですか?」
「そうさ、うふふ」

これからホテルへ向かい、そこで彼に何をされるのか、
想像が付かない、でも恥ずかしいこととは何なの?
優子は、彼のその意味が何を意味するのか、
それを思うだけで身体は熱くなってくる。


優子は空港近くの場所で、研二郎にブラジャーを外され、
パンティーを剥ぎ取られていた。

それを研二郎が求めたからである。
車の運転をしながら、風が車内を過ぎるとき、
上着の胸元が風で開き、乳房が露出するようで怖い。
スカートの下はノーパンであり、風でまくれるような気がする。

まるで、全裸で街中を運転しているような気持ちになる。


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