たとえばこんな恋の話-5
「なあ、幽霊のくせに顔赤くなるんだな?体温ないのに」
「うっさい!呪うわよ!!」
ボフっと枕を顔面に投げられた。
「でた〜!呪うわよ(笑)」
ケラケラ笑うと、また睨まれた。ふと瞳が交差する。まるで時が止まったかのように……
黒いビー玉みたいな目が俺を捉える。
「加絵…」これ以上なく優しく言ったつもりだ。伝わった?加絵の冷たい頬をそっとなでる。
「崇せんぱい…」ちょっと泣きそうな顔をしながらつぶやく。
加絵のバラ色の唇を指で撫でて、弾力を楽しむ。ツうと唇の内側に侵入し、歯並びの良い歯をなぞる。
自然と口を開き俺の指を招き入れる。
クチュ、クチ…チ…
加絵が瞳を閉じながら指を味わう。
「さっきはこのクチにヤラれちゃったな……指ウマいの?」
ちゅ、と指を引き抜くと唾液が糸を引いた。
「…わかんない」と困ったように笑った。
「舌だして」
と俺が言うと加絵がおずおずと舌をのぞかせた。自分も舌をおもいきり突き出して加絵の舌に絡みついた。
ヌルヌルした感触に力を失っていた息子がピクリと反応した。
加絵の舌は小さくて、とても甘い。いつまでも味わってたいと思う。加絵は?
「加絵。ウマい?」
「…ちょっとお酒くさい」
「わり…」酒を飲んだコトを人生で初めて後悔。
加絵が俺の首に手をまわしてぎゅっと抱き寄せた。
「でも、美味しい…」
俺も加絵が壊れない程度に力を込めて抱きしめた。
セーラー服をまくりあげブラの上から双丘を優しく揉む。
「加絵、何カップ?」
「ち!小さくて悪かったわね!!」ぷいと拗ねたように横を向いてしまった。
「なんで?加絵のおっぱいスゲー可愛い。超俺好みで嬉しい」俺はぶよぶよしたおっぱいは好きじゃない。
ブラを外してちゅうとコロっとした乳首を吸った。