淫媚汁レディ その5-2
「はぁ?誰が彼氏だよ!」ニタニタしていた私の顔が引きつる。
「だって…年賀状とかに彼女の久美ちゃんって…書いてあったよ」オヤジはシドロモドロになっていやがる。
オイラはシドロ♪オイラはモドロ♪ふったあり合わせてシドロ〜モドロ〜♪ってこれはかなり古いな。
そんな事言ってる場合じゃない!
「久美は私だが…じじいの彼女になった覚えは全く…1ミクロンもないぞ!」
「ぇぇ…じゃあ…おはようとおやすみのチュウは?」
「ない!」
「ぇぇぇ…じゃあ…ラウ○ドワンのスポッチャデートは?」
「ない!」
「ぇぇぇぇ…じゃあ…毎夜、毎夜のSMセックスは?」
「ない!あるわけないだろ!」私はディスプレイに噛付いた。
「なんだ…羨ましがって…損したぁぁ」オヤジ…ションボリしているぞ…しかし…あのじじいめ…好き勝手言いやがって。
「わかったろ!貴様がじじいをどうしようと私には全く関係なのだ!」
「そっか…でも…これは?」
「それはミスターディック四号スーパーエディション!」ミスターディック四号スーパーエディションとは私の愛用のバイブで。
黒光するフォルムの六段可変…水洗いオーケーの優れものであった。
「なんで!なんで貴様が私のディックを!」
「ポンちゃんが…自分だけだと…もしも事があるからって…ポンちゃんのせいだよ」オヤジは私の剣幕にすっかり怖気づいている様だ。
「おのれ〜!じじいめ!」私は込み上げる怒りにブルブルと震えていた。
だが…このオヤジは一体誰だ?
「わ…わかったぁ?スケスケの実くれないと…これ…ポンちゃんのお尻の穴に入れちゃうからね!」ヤバい!オヤジ…テンパッてるな。
「落ち着け!いや…落ち着いて…ね」私はテンパッいるオヤジをなだめすかした。
「くれる?スケスケの実…」オヤジ半べそかぁ!?
泣いたら発狂する奴…手に負えないんだよなぁ。
「あげる!あげるから…ね」
「ホント?」
「ホント!」
「じゃあ…おっぱい見せて」
「はぁ!?」
「見せてくんないと!突っ込むぞ!」オヤジ…何駄々捏ねてんだよ。
しかたないミスターディック四号スーパーエディションの為だ。
私は白衣とその下のブラウスの胸元を押し開きBカップのブラをずり上げ貧乳をディスプレイの上のカメラに向かって晒す。
「これで満足?」
「………」オヤジ黙ってる…ってかゴソゴソしてんじゃねか。
何やってんだよ!
「会ったらもっといい事してやるから…ね」私はミスターディック四号スーパーエディションの為にこの謎のオヤジと落ち合う決意を固めたのだった。
つづく