シュガーなモーニング-6
シャーーーーーーッ
葵と春樹は二人でバスルームにいた。
「もう!ハル君のせいで完全に遅刻だよ!!」
「葵が僕を誘うからでしょ?」
ニコニコしながら葵の柔らかい胸を揉む。
「んっ!!もおっ!だめっ!!先に出るからねっ!!」
パシッと手を払い、葵はそそくさとバスルームを出てしまった。
――ハル君てば、いま絶対もう一度えっちしようと企んでたもん!!
――まあ・・・・・・気持ちかったけど・・・・・・////
取り残された春樹。
「クク・・・逃げられちゃった」
苦笑いしながら、シャワーの栓を止める。
――今日はまだ始まったばかりだよ?葵。
――次は逃がさないからね・・・・・・
ゾクリっ!
「む!?」
悪寒がする葵なのでした。