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クローバー
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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クローバー-1

はみだした時間と

君のいない左

ここから少しだけ声を上げるよ

いつか届くように


青空はたぶん涙を知ってる

ぼくは泣かないけど

なぜか君を思うと

心がざわめく


思い出は変わらないよね

座り込む、クローバー

四ツ葉を探したけど、

なかなか見つからない


きっと君もそうだった

ぼくにはね、クローバー

二度と抱きしめることもできないけれど

あざやかな幸せ


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