調教物語(その6)-3
それからの優子は、何人かの男と交わり
セックスを憶えていったのである。
しかし、何故か優子には物足りなかった。
ただ抱き合い、キスし、挿入し、共に果てる、というその行為に
燃えない何かがある、
それは幼い頃受けた、あの尋常でない変態男の行為だった。
自慰をしていても、何故かそのシーンが燃え、
彼女を狂乱させた。
(もう私は普通のセックスでは満足しない女になってしまった、
でも、それが何なのかは良く分からない)
その思いがSMという異常な世界に優子を導く要因だったことに
ようやく優子は気がつき始めていた。
そして、自分が勤務する女学校でのこと、
教師である自分を慕うえりに性の喜び、
そして不純な妖しい桃色遊戯を教えたこと。
その行為は、自分が幼い頃受けた恥辱、淫らな行為・・
そのものではないか。
自分がした、えりへの行為、淫らな遊技はあの男と変わらない。
あれから、えりは自分の処へ来るようになった。
まるで熱に浮かされた淫猫のように来る。
えりが来る度に優子は、えりを辱め、虐め、犯した・・
その時の彼女は、
誰からも慕われる(優しい教師の優子)ではなかった。
えりを辱め、悪戯し弄んでいる優子はそれが快感になっていく。
それは悪戯好きな少女が、与えられた人形の服を剥がし、
足を広げさせ、局所をいじり、弄ぶ、その行為と似ていた。
優子は、えりを弄びながら思っていた。
(本当は、自分は、もっともっとえりのように虐められたい、
男性に奴隷のように蹂躙されたい、犯されたい)
次第に、優子の(教師としてのあるまじき行為)は、
エスカレートしていく。
えりも初めは驚きながらも、
好きな優子の淫らな行為に染められていった。
もし優子でなかったら、えりは拒否していただろう。
二人はもう教師と生徒という関係ではなく、
淫獣の姉妹、と化していた。
その妖しく甘く、卑猥なる官能の園に導かれたえりは、
もう戻れなくなっていた。
快適な優子のマンションの部屋の中で二人で裸になり、
抱き合いキスし、
足を開かされたえりの身体を弄ぶ優子も濡れていた。
えりの膣の中に指を入れ、
掻き回しながらクリトリスに触れる。
若いえりの乳房は震え、逝きそうになる。