恋愛下手な俺。-7
「…脱がして?」
そう言われて、美佳の片足からパンツを脱がす。
ついでにソコにも触れてやると、美佳は「はあ」と息を漏らした。
1歩近づいてくると、ちょうど俺のモノが美佳の入り口に当たる。
「…やっぱ無理だよお…」
「できるって、腰沈めてみ。がんばれ」
美佳は、俺の首にしがみついて、ゆっくりと腰をおろした。
「ふあっ…ん…んっあ…や…」
「できたじゃん」
「こうきい…」
顔をあげた美佳の瞳は潤んでいる。
「動くぞ」
下から思いっきり突いてやると、美佳はまた俺の首にしがみついてきた。
「やあ…あんぁっ……はあっん」
「美佳…」
「あっあっ、やだ…こうき…あっそこ駄目え」
制服をまくって、胸の突起を直に舐める。
吸ったり噛んだり。
美佳はピストンに合わせて、大きく喘ぐ。
「美佳、声抑えろ…っ」
「むり…むりだよぉそんなの…っ」
「じゃあ…顔あげて」
「ん…んん…んっんっ」
キスをすると、声は小さくなったが時々もれる息が俺をさらに絶頂へ近づける。
「や…ん、そこ駄目だってばあっ」
自分だけ先にイくわけにはいかないから、俺はソコを集中的に攻めた。
舌は突起を舐め続け、右手でクリをこねる。
「や…イく…んっんっや…イく…イっちゃうっ」
美佳の腰を両手で押さえ、俺は思いっきりピストンした。
「ひゃ…や…イくっ…やああああぁぁ…ん」
力が入っていた美佳の身体が、グダっと俺に倒れこむ。
俺たちはほぼ同時にイってしまった。
「耕貴…」
入ったままの状況で、俺はものすごい罪悪感に襲われた。
なにやってんだ…
「美佳…ごめん」
ギュッと小さな身体を抱きしめる。
「耕貴…、あのね」
美佳の荒い吐息が耳にかかる。
また興奮しそうになるのを、無理矢理鎮めた。
「耕貴…、好きだよ。
ずっと好きで、ずっと忘れられない。」
「…うん。」
「でも、もう遅いよ。
ごめん…」
美佳は「は、あ…っ」と息をもらしながら、立ち上がった。
そして、俺の制服を直して「ごめん」ともう一度謝ってから走って帰って行った。
もう、無理だ。
……最悪だ。