恋愛下手な俺。-3
そんな時だった。
「窪田、付き合わない?」
告る…というか、俺に付き合わないかという話を持ちかけてきたのは、隣の席の遠藤あずさだった。
「や…くぼた……っそこ、やぁあっ」
「ここ?ここがいいの?」
「も、むりぃ…」
俺は、遠藤と付き合い始めた。
いや、付き合うというのとは少し違うかもしれない。
契約、セフレのような感じだった。
でもセックスだけではなくて、デートもする。
放課後だって一緒に帰る。
だけど、そこに恋愛感情はなかった。
もちろん、お互いに。
「くぼたの、欲しぃよお…」
もう俺は、遠藤のコトを熟知していた。
遠藤が喜ぶトコロも知ってるし、遠藤が何故俺を求めるのかも知っている。
美佳のコトは何も知らないのに。
「やあっ…ね、名前…なまえ呼んでっ」
「遠藤…?」
「んっ…あ…っんっんあ…あず、さ」
「……え…?」
「あずさって…呼んで…あっあっくぼたっ」
「あず、さ」
「こおきっ」
ベッドの中で、華奢な肩を見せながら遠藤は俺の名前を呼んだ。
「なんだよ」
俺の胸にスリスリと頭を寄せる遠藤の鼻をつまむ。
すると、彼女はキャッキャと喜ぶ。
クラスではクールな印象の遠藤だったが、近づくほどに可愛らしい部分が見えた。
俺はそれが少しだけ嬉しかった。
俺だけしか知らない、遠藤がいるようで。
「こおきぃ、なにこの手ぇ」
「んー?」
「もう無理だよー?」
「こうがいいんだっけ?」
「ひゃっ、ちょっと」
俺は、左手で胸の突起をいじりながら、右手を遠藤のソコに持って行った。
クッと中指を割れ目に沿って押しつけると、ビクッと反応する。
全体を揉むようにすると、グチュグチュと卑劣な音が聞こえてきた。
「無理じゃなかったの?」
「無理だってばっ…」
白い遠藤の首筋に、紅く印をつける。
そして、そのまま舌を突起まで滑らせた。
ふにゃふにゃと甘噛みされるのが好きなようなので、そうしながら右手は休めることなく動かす。
「ね…っそれやだよお」
クイッと中指を穴に入れてやると、遠藤は一層高い声で啼いた。
第一関節くらいまで入れて、クチャクチャとかき回す。
親指は、クリの上。