木曜日-4
「んはっ…ジュン!」
「気持ちいいの?律子さん…ねぇここ?ここがいいの?」
なおも執拗に追い詰めた小粒を、指先でコリコリ引き抜くように摘まれると、一気に快感が立ち昇ってきた。
「ふぅ…はぁ…あっ!ジュンいきそ…」
強い快感の余り、とっさに逃げ出した私の腰を、ジュンがすかさず捕まえる。
「逃げちゃダ〜メ!今日は律子さんのすべてを見せて貰うんだから」
そう言って突起の皮をくるりと剥き上げ、露わになった花芽を指先で弾くようにすると、もう私の震えは止まらなくなった。
「あぁぁダメ…ひゃあ…イク…イッちゃうぅ…」
足の付け根にピリピリ電流が流れ始め、それが花芽に吸い寄せられるようにしてどんどん電気が溜まっていく。
気持ちいい…
たまらなく気持ちいい…
「あぁぁ…ジュン…ジュン…ジュン…」
私はうわごとのように彼の名前を呼び続け、両膝を大きく広げ腰を突き出した。
「いいよ律子さんこのままイッて!」
ジュンのその声が呼び水となり、花芽がバチンと火花を散らした瞬間、私の体はぐわんと波打ち、頭が真っ白になった。
「ああぁぁあ!!!」
電流が体中を駆け巡り、渦巻き、凄まじい快感の奔流に飲まれる。
あぁ…壊れてしまいそう…16才のジュンに壊されてしまいそう。
しばらくして、微弱になった電流がゆっくりつま先へと抜けていくと、今度は甘美な気だるさが全身を襲ってきた。
体を横たえたまま目を閉じ、その気だるさを味わっていると、何やら私の中に異物が挿し込まれた。
「はぅ!ひゃああぁぁ!」
ニュルリと彼が指を挿入してきたのだ。
「まだ終わりじゃないよ…律子さん」
ジュンはそう言って、私の襞を押し広げるように指の腹で撫でつける。
「は…あっ…あうぅぅ…」
再び全身に強い痺れが甦り、私の意志とは反対に快感の嗚咽が漏れる。
花芽で達したばかりの敏感な私の中を、ジュンがこねるように掻き回し始めると、ぐちゅぐちゅとさっきよりも粘り気のある白濁した蜜が滴った。