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―迷走―
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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―迷走―-1

好きな人のために頑張るのはダサいですか?
気色悪いと笑いますか?

ツライことも頑張れる。
いつもなら諦めていた事もやれる。
苦しくても。
大丈夫。
自分に鞭を打って。
奮い立たせて。
貴方は私のことを相手にもしてくれないのですか?
本当は彼の事が好きなのですか?

寂しいよ…
苦しいよ…
アノ日を境に貴方は変わってしまった気がする。
切ないよ…
死にたいよ…
女心なんて…わからないよ。
いつしか貴方の為に頑張ろうとしていた事も、貴方を忘れる為に自分を虐めてるだけに変わってしまった。
大好きな瞳を…
大好きな仕草を…
大好きな声を…
大好きな貴方を…
大好きだった………
気がつくと僕は、手首に醜い傷を付けてしまいました。
自分が悲観的で、暗くて、吐き気がします。
親から貰ったコノ躯。
傷付けてしまってゴメンなさい。
でも流れる赤い血が、なんだかとっても理性的で…
あぁなんだか
久しぶりにキモチヨク眠れそうな気がします。

『言わなきゃ伝わらない。』
って、言わせてくれないのは貴方ですよ?
死ぬのが怖いのです。
だけどこのままだと僕は…

『ダレカタスケテクダサイ』


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