イケナイ恋愛 夜のパーキングで-2
隆志は興奮に我を忘れそうになりながらも、丁寧に、そして優しく、雪絵のからだをベッドに寝かせる。
しかし、彼女は両脚を固く閉じ、牝の磯をかきわけることを拒否し続けた。
足を開かせるだけで大変であった。
隆志は幼児をあやすように、ときにはおどけて、彼女の心とからだをほぐそうと努め、ようやく雪絵の女の部分を目にすることができたのだ。
初めて見た秘所は、とても雪絵のものとは思えないほど生々しい、強いにおいを発している肉の割け目であった。鬱蒼と茂った黒い海草をかきわけてたどり着いたその秘密の場所は、熱く真っ赤に潤み、ぐねっと収縮の蠢きを繰り返している。さながら生きている赤貝のようだ。
彼女はずっと両手で顔を隠し、
「そんなところ、見たらだめぇ」
泣きそうな声で訴え続けた。
隆志はそんな雪絵の言葉を無視し、貝肉をじっと見つめ、指で丹念になでた。
しかし、彼女の蜜壷は、なかなか濡れてこなかった。
隆志もまた雪絵と同じく、このときが初めての性交であったのだ。
友だちの話やアダルトビデオで何となくは知っているつもりであったが、繊細な女のからだの知識は、まだないに等しい。
早く自分のパンパンに張った淫棒を、彼女の蜜穴に突っ込みたくてたまらなかった隆志は、ついに面倒くさくなり、
「初めてのときはみんな痛いんだから、我慢しろよ」と雪絵に命令するように言い放ち、欲棒の侵入を宣告した。
「いや、怖い」
彼女は弱々しく首を横に振ったが、隆志は構わず彼女のちいさな肉孔に太々といきり勃ったものの先端をあてがい、一気に腰を突いた。
ぱんッ、と隆志の下腹と雪絵の尻肉が勢いよくぶつかり、大きな音を立てた。
同時に、
「ぎゃあッ!」
雪絵は絶叫し、からだを弓なりに反らせた。
隆志は、彼女の苦しみなどに気を使う余裕がなかった。それほどに雪絵の胎内が、隆志を快楽の泉に浸らせたのだ。
彼女は痛がっていた。ちいさな肩を震えさせ、すすり泣いていた。
しかし、彼女の意志とは裏腹に、淫口は隆志のアイスキャンディーを食わえ込み、中へ、中へと引き込んでいく。
処女のものとは思えぬ、その淫魔のごとき泥濘の海で、隆志の分身はすぐに果ててしまった。自らコントロールする術を失い、隆志は処女の泉に、牡の粘液を吐き出してしまったのだ。