夏休みスペシャル-6
「哲・・」
「んー?」
「哲・・好きなの。」
「・・」
「好きなの。ずっと好きだったの」
「知ってるよ。」
「・・」
「俺も、好きだ。」
あの時、哲を呼んでくれたのは、美佳と耕貴だった。
2人は、私の本心を私よりよく知っていてくれていた。
今度は、私が2人の本心を行動に移させてあげよう。