ラブリー・ワイフ/世話女房-6
[ 誰か来た。 ]
[ いいのいいの…
用があったら、また出直すって… ]
しばらく止んでいたベルがもう一度鳴る。
[ それよりさぁ…
布団汚しついでにもう一発しない? ]
[ またするの? ]
[ あら、イヤなの?
こんなに勃ってんじゃない… ]
太いものをぎゅっと握りしめて揺すってやる。
[ あぁ…オシッコしたいな… ]
[ こんに…ちは…
きゃっ! ]
涼子の妹の悦子だった。
悦子はあたしたちの乱れた姿を目の当たりにすると、その目を丸くして立ち竦む。
[ あ…と…
ご、ごめんなさいっ… ]
手にした紙袋を置いて一目散に逃げ帰ってしまった。
あたしが鍵をかけ忘れたのか涼子に鍵を預かってたのか…
[ みつかっちゃったね。
悦子、まだ女子高生だよね。
ちょっと刺激が強かったかな… ]
[ あぁ… ]
涼子がよっぽど怖いのか、それとも愛しているのか…
太く…立派なちんちんはにわかに本人同様しなだれていた。
[ なっちゃったもんは仕方ないんだよ。
なんなら…涼子と別れてあたしと暮らす? ]
[ そんなぁ…
涼子と…ちゃんと話すよ… ]
[ 冗談だって…
大丈夫って、なるようになるから… ]
あたしはあっけらかんと笑ってみせた。