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邪愁
【痴漢/痴女 官能小説】

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邪愁(その1)-4

歪んだ陰翳をもったあの男が私の目の前に差し出した藁のかご…
その中には、いくつかの楕円形のゼラチン状の卵が、薄茶色の斑模様をぷるぷると震わせながら
ぬるりとした鈍い光を放っていた。

私の目の前の卵のひとつが破れかけ、とぐろを巻くように鶯色の蛇のような生き物が、鎌首をも
たげくねっている。それは、肉縁が深くえぐれた彫りの深い鶯色のペニスだった…太く柔らかく、
蛇の口先のような鈴口からは、透明の粘液が溢れるようにしたたり落ちていた。



「…奥様がお望みの卵ですよ…」 

男は微かな薄笑いを浮かべながら言った。


鼻先にその卵を突きつけられた私は、硬直した上体をくねらせ顔を歪める。豊満な私の乳房の先
がぷるぷると震えていた。開いた私の股間にあるピアスを、男は舐めるように見つめながら指で
触れた。


やがて男は、私の繁みに覆われた陰部に指をあて、肉皺を撫でさする。男がこれから何をしよう
としているのか…私の中がすでに予感し、襞がひくひくと蠢き始めていた。


陰部の秘裂の潤みを確かめるように、襞からすくい上げた蜜汁が滲みた指に、男は唇をあてた。
その潤みに満足したように、男は籠の中のぬるぬるとした卵を手に取り、私の裂けた翳りに卵を
ゆっくりと押しあてる。

男は私の柔らかい陰部の裂け目にぷるぷるとしたゼラチン状の卵を押しつけながら、その翳りの
中に少しずつ卵を挿入する。生あたたかい卵の淫靡な感触が私の下腹部にじわりと伝わってくる。


「…あっ…」

男の手にした楕円形に歪んだ卵の先端が、ぬるぬると私の空洞を啄むように探っていた。


「…欲しいでしょう…その性器に深く含むのです…」

卵が男の掌から解き放たれ、ゆっくりと淫唇を分け入るように挿入されようとしている。


卵の半分ほどを秘貝が咥えたとき、私は悶えるようにのけ反り、それを早く咥えることを望んで
いるかのように淫襞を烈しく蠢かせた。それは、まるで処女の秘肉が男のものを待ちこがれ、
深い襞の谷間から蜜液を呼び起こすような新鮮な疼きのような気がした。
                               
私の肉裂のまわりの筋肉が一瞬弛んだかと思うと、ピアスをした私の陰唇が伸びた舌先のように
卵全体をとらえ、肉襞が淫汁をねっとりと絡めながら卵を呑み込んでいく。



「…うっ、ううっ…」

濃霧の中から薄明が射すような疼きが、私の陰部全体に走る。そして男が挿入した柔らかい卵は、
ねばねばと襞の粘膜を刺激しながら、陰部の中にもぐり始めていた。

股間の茂りきった陰毛とピアスが粘着し擦れ合い、股間から伝わる甘美な痺れに呻きを洩らしな
がら、私は卑猥に腰を揺らしていた。


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