母子愛『始まりの夜』-2
コンコンッ
私は寂しさのあまり、息子の部屋に入った
「宗君、まだ……起きてるかな?」
「どうしたの?母さん」
少し眠気眼で私を見つめる息子に私は言った
「良かったら……その……今日、宗君の隣に寝ても良いかな?…なんて……」
寂しさを紛らわす為にお願いしてしまった
普通なら嫌がるわよね……母親と一緒のベッドで寝るなんて……
夫の代用のようにする罪悪感も少しある……
きっと駄目だろうと思って答えを待った……
「良いよ、狭いけど大丈夫?」
「えっ」
イエスの答えだった
私の寂しさを知っていて優しさからなのか、それとも断れず我慢しているのか
「……有難う、布団入るね?」
それでも私は嬉しかった、一緒に寝られる事が出来る事を
仕事の疲れが溜まっているのだろうか、息子はすぐに眠ってしまった
その方が良かったのかもしれない、眠っている息子にこうやって抱き締める事が出来るのだから……
「…………」
夫の背中は温かかった、そして
こうして抱き締めてる息子の背中も温かかった
「…………」
気付くと私は……背中の匂いを嗅ぎながら股に手をやっていた
膣内が先程よりも濡れているのがわかる……
寝ている息子でマスをかいてる母親……私って駄目ね……っ
駄目ってわかってても……止まらない……
その時だった
「っ!」
ビクッと心臓を大きく震わせた
息子は寝返りをうって私と顔合わせるようになったのだ
「……秀…人……」
その寝顔を見て思わず私は夫と照らし合わせてしまった……
息がぶつかり合う、ああ……息の感じまで似てきたの……
そう思った時、私は
自分の粘液で濡れた右手で……息子の『モノ』に触れてしまった……