彼女と私の恋愛事情!?2話〜”想い出”とお出かけの約束〜-6
「じゃあ冬姫またあとでね!」
「あ、うん、じゃあね」
こうして別々の教室に行くものの休み時間に良く合うから寂しいとも思わない。
出席の確認、1限目の授業が終わると私はすぐさま冬姫の教室に行く。
そしていつものように話をして、教室へ戻っていくのだ。
そして授業全部が終わり、放課後になると。
一緒に帰るようになってきていた。
いつもならそこで授業中何があったとかそんな話ばっかりなのだが今日は出かける日程について話し合っていた。
「じゃあ、週末の10時くらいでいいかな?」
「そうだね〜そのくらいかな」
「じゃあ決まりね」
と日程を言い合っていた。
「あ、そうだ、本当に服・・・見に行くの?」
「そのつもりだけど、もしかして嫌?」
「嫌じゃないけど、私に似合う服を身立てるっていっても似合わないと思うんだけど・・・」
「いいからいいから、あ、じゃあ私こっちだからまたね!」
「あ、ちょ、ちょっと千影ちゃん!」
こうして週末に出かけることになった
私はその週末が楽しみでならなかった。
そしてその楽しみな週末がやってきて。
私はその前日全く寝れなかった。
「あ〜寝不足・・・」
でも、待遠しだったお出かけだから眠いなんて言ってられない。
少しでも頭がすっきりするように顔を洗いに行った。
――――
「ふぅ、緊張する」
そして冬姫もまた、前日ほとんど眠れないでいた。
友達とどこかに遊びに行くなんてこと、ほとんど無かった。
だから、緊張して眠れなかった。
「今日は楽しみだな」
そして、もうひとつ気になった話をするために。
彼女達は心晴れやかな表情で家を出た。
初めての“友達“との“デート“に向けて
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