罪罰-11
【第四章-追罪】
──五時間にも及ぶ長い責め苦のあと、僕は縛られたまま床に転がされました。
意識が朦朧とし、体も思うようになりません。
桐生:『ところでよお、浩ちゃん。こいつのオフクロって?どんなのよ?』
ソファに座りタバコをふかす桐生さんが、パパに聞いています。
パパ:『あっ?オフクロ?たしか田舎で一人暮らししてるはずだけど……
ん?ちょっと待てよ…』
そう言ってタバコをくわえるパパが、テレビラックから写真を取り出しました。
僕が高校入学式の時、ママと写したものです。
パパ:『あった、あった。これだ、これ。』
桐生さんに渡します。
パパ:『歳は五十位のはすだぜ。なんだ、興味あんのかい?』
桐生さんは、薄笑いを浮かべて、写真を眺めていました。
桐生:『へぇ…さすが、ユウキに似てきれいな顔してんなぁ、歳の割に細身で旨そうな体してそうだし…』
僕:「えっ!?まさか…」
朦朧とする意識の中、僕は耳を疑いました。
パパ:『そうか…桐生さん、熟もアリだったよなぁ!?』
桐生:『…なぁ、浩ちゃん。相談なんだけどよぉ…親子丼ってできねぇかなぁ?』
パパ:『ああ?…俺はババァに興味はねぇよ、……
…でもまぁ、それもおもしれえかもな。』
パパも、写真を見ながら乗り気になっています。
桐生:『だろ!?母親と倅の親子丼ってめったにねぇぜ…母親もうまく調教してよぉ。
熟女のマ○コに、ガキのち○ぽ…ケツの穴二つ…考えただけでも、たまんねぇぜ!』
近付いて来たパパが、僕の髪の毛を掴み言いました。
パパ:『おい、聞いてたろ。お前ぇのオフクロも、食ってやるから、今度の土曜日、呼べ。』
僕:『…………。』
さすがに、返事はできませんでした。
バシッ!バシッ!
すると、容赦ない往復ビンタが飛んできます。
パパ:『何黙ってんだ!おらっ!嫌とは言わせねぇぞ。
てめぇの変態ぶりを見てもらわねぇとなぁ。変態生んだ母親によぉ。』
バシッ!バシッ!
ビンタが止まりません。
僕:『痛い!痛いっ!……はい…します!しますから!』
暴力に堪えきれず、僕はママを呼ぶことを承諾しました。