姉弟愛-5
「…………」
私の態度の豹変振りに司は驚いていた
笑えるその間抜け面、ねえ、次は何を見せてくれるのかしら?
「……早く」
「……」
「やれっ……出来るでしょ?憧れの義姉様の前で……あんたが汚したパンティー……綺麗にしなさいよ」
「…………」
ペロッ……
ペロッ……
舐めた
司……こいつ本当に舐めた!
可愛いっ!だらしないっ!笑える!
この馬鹿本当にやっちゃったよ!
「ックククク……本当に舐めちゃったよこの子」
「え……?」
「なんで先に謝らないかなー」
「っ!……ごめん…なさい……っ」
今頃遅いっつーの、しかもパンティー舐めた後だから説得力がないよ
「ま、仕方ないよね。あんた、童貞でしょ?」
「……そう…だけど」
「頭ん中じゃ毎日女とヤリたくてヤリたくてしょうがないでしょ?」
「……」
こういう質問をすると、子供って何も言い返せないのよね
「今の言われてヤレると思った?やらせないわよ馬ぁ鹿」
「っ……」
言葉で徹底的に苛める、苛める
こいつは反応してる、Mだ
こんなに馬鹿にされてあそこをビンビンにおっ勃たせてるんだから
とんだマゾガキだ
「来なさいよ、ちょっと遊んであげる」
そう言いながら司を強く引っ張り私の部屋へと連れていったのだ