続・危険なお留守番・女子大生由真-17
「……こんなやり方……やだ……」
顔を両手で覆って子供のように泣きじゃくる由真。
「……じゃあ……どんなやり方なら満足するんだよ?……どっちにしたって―――どっちにしたって俺達は……」
言い終わらないうちに胸が詰まって、不覚にも泣きそうになった。
由真のことなら誰よりも知っている。
間違いなく自分が誰よりも一番近くにいたし、誰よりも長く見守り続けてきたと断言できる。
それなのに、今この腕の中にある小さなぬくもりは、絶対に自分の物にはならないのだ。
由真……俺はどうすればいい?
―――どうすれば………
。
誰にも渡しはしない。
俺の
俺だけの
可愛い由真―――――。
和也は片手で手早くスーツのベルトを緩め、剛直したペニスを取り出した。
迷いが生じないうちに由真の下半身をぐいっと引き寄せ、卑猥な下着を太腿までずり下げる。
和也の眼前に晒される、つるつるに剃り上げられた無防備な陰部。
まるで幼い頃の由真の陰部を見ているような気がして、胸が張り裂けそうに痛かった。
濡れたラビアを指で左右に開き、はち切れそうなほど硬くなったペニスを中央にあてがう。
由真にもう抵抗する気がないのは明らかだった。
「……お兄ちゃん……」
「頼むから……兄ちゃんて……呼ぶな………」
そう呼ばれる度に罪悪感で胸が潰れそうになる。
「俺……お前のこと……妹として……見てねぇから」
2年間ずっと封印していた思いを吐き出してしまうと、欲望が檻から解き放たれたような気がした。