危険なお留守番・女子高生由真-16
「……由真…ハアッ……ううっ………兄ちゃん……ハアッ…ハアッ…も……イきそう……」
和也の声が急に上擦った感じになり、腰の動きが突然速くなった。
「…お…お兄ちゃん……あ……あ……イくの?…ああっ…」
「ハアッ……ハアッ……由真……ハアッ…ハアッ……イ…イくっ!!……」
秘裂を擦っていたペニスが急に硬さを増したかと思うと、由真の腹の上に白く濁っ生暖かい液体がぶちまけられた。
「……あっ…ああ…お…お兄ちゃん……」
自分は兄と結ばれたのだ……。
下半身が深い傷を負ってしまったようにズキズキと疼いていたが、心の中は後悔よりも幸福感のほうが大きかった。
達したあと由真の横に倒れこんだ和也は、自分のしてしまったことに不安と動揺を感じているようだった。
手の甲を額にのせたまま由真の顔さえ見られずにいる。
兄は小さい時から何も変わらない。
いつも自分のことを泣くまでいじめようとするくせに、いざ本当に泣いてしまうと、何も出来ずにオロオロしてしまうのだ。
しかし、もう由真は泣いているばかりの子供ではなかった。
けだるい体をゆっくりと起こし、横たわる和也の中心部で硬さを失ったペニスを躊躇うことなく口に含む。
「……もう一回……教えて……」
その表情にはすでに、妖艶な大人の女性のオーラが満ち溢れていた。
END