危険なお留守番・女子高生由真-14
「……だめだ…兄ちゃんもう……我慢できねぇ……」
由真のあまりにも煽情的な表情に、和也はついにジーパンのベルトに手をかけた。
挿入だけはまずいだろうと心のどこかで思っていたが、ここまできてしまったらもう罪の深さは変わらないような気がした。
由真を抱きたい。
由真を一番愛しているのはこの俺だという証を由真の身体に刻みつけてやるのだ。
由真の上に重なったままジーパンとトランクスを一気に脱ぎさる。
いつも以上に硬くそそりたったペニスが直接由真の温かい太腿に触れると、痺れるような興奮で、先端から透明の粘液がにじみ出た。
「由真……兄ちゃんと……セックスしよう?……な?」
まるで幼い妹を新しいゲームに誘うような優しい口調で和也は言った。
一度始めてしまえば、どんなに頑張っても決して楽しい結末にはならない危険なゲーム。
どこまでの覚悟があるのかわからないが、由真は兄の言葉を否定も肯定もしないまま、身じろぎもせずに和也の顔を見上げている。
『……お兄ちゃんが決めてよ』
由真の瞳はそう言っているように見えた。
小さい頃から優柔不断だった由真。肝心なことはいつもこんなふうに和也に決めさせて、自分は逃げてしまう。
そうやって二人でやった悪戯でも、結局は和也一人が怒られる羽目になるのだ。
それでも「しょうがない」と思っていた。
由真は、和也にとって誰よりもかわいい妹だったから……。
「……ずりぃな…由真は……」
和也は由真の細い両足を持ち上げて、大きく開かせた。
由真は唇を噛んでギュッと目を閉じている。
「……結局……決めんのはいつも俺だ……」
和也は由真の足の間に身体を入れて、熱く潤んだラビアをゆっくり指で開いた。
硬く閉じた秘密の花園に、張り詰めた肉茎の先端をあてがい、割れ目をなぞるようにゆっくり上下に動かしてやると、ピンクの花弁が食虫植物のように大きくひくついた。
「……由真……ごめんな……」
和也は少し泣きそうな気分になりながら、硬い欲望を由真の胎内へと沈めていった。
「……ううっ……お兄ちゃんっ……痛い……」
ギチギチと癒着していた肉が裂けていくような感触。
『……初めてだったのか……』
そう気付いた途端、自分でも戸惑うくらい胸が熱く震えた。
この先何がおきても、和也には由真を幸せにしてやることなど決して出来ない。
それなのにこの妹は女として一番大切なものを自分に捧げようというのか。
和也のペニスがついに付け根まで由真の胎内にずっぷりと包まれた。