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あなたの小説に恋をした
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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あなたの小説に恋をした-1

あなたは書いて。
私は読むから。
あなたが悩む姿と、あなたが描く誰かの人生を見たいから。

お金とか名声とか、上にある物に、あなたきっと興味が無い。
自分の為だけに、それを書いてる。

何かの為に、誰かの為に書いたら駄目になっていくこと、あなたちゃんと解ってる。

でもね、誰かの為に書かなくても、誰かがあなたに恋をする。

それは少数かもしれないけれど、半永久的に、必ずあなたは誰かに愛され続けるの。

私には何も無いから、それを傍で見させて。
私は何もできないけど、邪魔だけはしないから。

このままずっと、寄り添わせて。
あなたの傍で、私はどこまでも、何度でも、恋をする。

あなたと、あなたの小説に−


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