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僕はHな管理人
【コメディ 官能小説】

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もっとHな管理人-1

僕はHな管理人…桜木 零(さくらぎ・れい)。

3作目ともなると、図々しく堂々と名前の上に“H”を付けて名乗っちゃったりしてね。

でも…何で僕がHな管理人なのか知らない人の為に、一応説明しとかなきゃ。

ズバリ!!
僕は…女性の性の管理人なんだ。

……え?
ますますわからないって?

それじゃ〜僕の自己紹介がてら、順ぐりに話そうかな。

僕こと桜木 零は、大学出たての22才。

顔は某アイドルグループのM本 潤に似てるって言われてて、そこそこ背も高い方。

よって(自分で言うのもなんだけど…)昔からよくもててます。

だけど残念ながら、今は決まった彼女はいないんだ。

それは…今の僕の仕事のせいと言えなくもないかな。

この不景気で…大学出たはいいけれど、ものの見事に就職浪人。

そんな僕を見兼ねた伯父貴が、自分の経営するマンションの管理人に、僕を抜擢してくれたところから、この物語は始まったんだ。

その後、僕は伯父貴の言いつけ通り、住み込みの管理人になったって訳。

それでもって僕が管理を任されたのは…

「女性専用マンション…メゾン桜木」。

メゾン桜木は、白亜のお城を思わせる瀟洒な外観が特徴で、このあたりではちょっと目を魅く人気のマンション。

ここには18才から30ん才迄の美しい女性達ばかりが暮らしてる。

僕にとってはまさに夢の楽園・バラダイス!!

きれいなお姉さん達が集まるこの城で、みなさんの為に日々マンション内の管理をする…それが僕のお仕事。

…という表向きの顔にプラスして、実は僕には裏の顔がある。

僕が常駐する管理人室には、どういう訳だか…時々女性達からのHな相談が寄せられるんだ。

その相談に親切丁寧に乗ってあげることこそが、僕の秘密のお仕事。

そこがまさに、僕がHな管理人たる由縁なんだ。

これでわかって貰えたかな?

――さぁさっそくだけど、今日もそろそろ相談者の女性が現れる時間。

さて…今日はどんなお悩みが舞い込むのかな?


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