君しか愛せない〜初めて彼女を抱いた日〜-4
「…んっ………」
夢中でその唇を貪る。
口の中に侵入すると、彼女の声が変わった。
「ぅ…んんっ………」
全身の血液が一瞬にして、
身体の一点に集まる。
集まった血液は、
俺のモノを硬く勃起させる。
ヤバい、俺。マジで。
彼女を抱きかかえて、俺のシングルベッドに連れて行くと、その身体をそっと降ろした。
「今なら、まだ……」
止められるよ?って
言いかけたけど。
俺の唇は、彼女の唇で塞がれた。
「ううん。止めちゃヤだ。」
こいつ……本気だ。
俺も、覚悟、決めなきゃ。
「……その代わり、もぅ…途中で止めてって言っても……止められないからね?」
今度こそ、止めてやれない。
止められる訳がない。
こんなにも俺のモノが
こいつの中で暴れたがってんだから。
もう、その時点での俺は『最高に優しい男』どころか、いたいけな彼女を狙う獣と化してしまっていた。
こいつを、俺のものにする。
その身体の隅々まで、
何もかもを、俺だけのものに。
順番とか、テクニックとか
そんなこと何も分かんなくって。
吸い寄せられるように
目の前にある胸に顔を埋めた。
谷間に顔を挟み、両胸を手の平で揺らすと、プルプルとした感触が頬を打つ。
その時ふと、
俺の指先に硬いものが触れた。
ブラから透けて見える
小さな突起。
その存在を主張するかのように、
薄いレースを盛り上げている。