ステイン・アライブ-4
[ コスモス…感じやすいから、すぐに噴いたね。 ]
[ ヤダ恥ずかしいよ。
漏らしちゃったよ… ]
[ すぐにイケるかい? ]
[ 私は大丈夫と思うけど…
あなたしてあげなくてもいいの? ]
[ コスモスの感じ方ってかわいいから…
もうびんびんになってるよ。 ]
そっと後ろ手に握った彼のものは、もう太くて脈打つように武っていた。
[ このまま(正常位)で入れる? ]
背中を倒した私がこくりと頷くと重なった体から太いものが私を貫いた。
[ ねえ…さっきの曲って…
この時に使えないかしら? ]
[ ステイン・アライブ?… ]
[ あっ…やっ…
深く突いちゃ… ]
[ こんな感じかな? ]
… … … …
ホテルを出ると彼はいつもタクシー乗り場まで送ってくれる。
電車を利用する事で私は日常からシンクロして、帰りはタクシーでオトナの余韻を楽しむのが習慣としていた。
女のオルガズムはその時によって、様々だと思う。
それに女の幸せというのも、それに似たようなものかも知れない。
[ なぁ俺たち…
違う関係になれないかな? ]
彼が言ったその言葉の意味を私は少し考えた。
[ 違う?…関係?… ]
[ つまり…コスモスの彼氏にしてもらえないか?
それとも…都合が? ]
[ もう少し…このままでいさせて…
私にはあなたで不都合なんてないと思うんだけど… ]
[ 不都合がなければいいんじゃないのかい? ]
[ こうしたあなたとの関係は特別なのよ。 ]
意外な言葉だったけれど、私は不思議と冷静でいられた。
セックスの前に告げられてたら、どう答えたか分からない…
ショージと会える事が私の唯一の楽しみかも知れないけれど、愛しいだけで恋しくなってしまうのが怖いのだ。
また…今度ね。