青山恵理・修学旅行の夜-15
私…どうすればいいの……。
戸惑いながらも、今まさに我が身を支配している強烈な快楽に逆らうことが出来そうにない。
もう……声がでちゃうよ……。
私が強く反応する場所ばかりをわざと重点的に攻めてくる櫻木くんの意地悪な指。
暗がりの中で、妖しい笑みを浮かべているようにも見える彼の表情は、まるで声を出せない私をいたぶることを楽しんでいるようにすら見えた。
今までみたこともない櫻木くん………。
怖い……だけど……。
陰裂からは、自分でも恥ずかしくなってしまうくらい、新たな愛蜜がどんどん溢れ出している。
これ以上されたら、
ホントにどうにかなっちゃう………。
そう思った時、突然お尻の割れ目をこじ開けて、後ろから何か硬い物が侵入してきた。
……ヤダっ……
な……何……?
始めは渋川くんの指だと思った。
しかし肛門に触れた硬い感触は、先の丸いプラスチックのような不自然な異物感がある。
これは……何……?
私に何をしようとしてるの……怖い……。
思いもよらない場所への不気味な攻撃で、私の頭はパニックを起こしている。
いや……やめてよ……。
必死の願いも虚しく、謎の物体の先端が私の肛門を揉みほぐし始める。
シワの一本一本を押し広げるようなねちっこいその動き。
自分でも直接触れたことなど一度もない場所を、異物で弄り回される屈辱感と、それを上回る切ない快感が私に襲い掛かる。
そしてすぐに、肛門がむずむずするような奇妙な感覚が込み上げてきた。
なんなの……?
お尻が……なんか変……。
異物に触れた部分が急激に異様な熱を帯びていく。
この感じ……。
メントール系の薬をぬった時のような………。
そう思った瞬間、硬く細長い物体が、回転しながら肛門に侵入を開始した。