青山恵理・修学旅行の夜-13
ああ………櫻木くんっ………
私……私……
どうしたらいいの……。
櫻木くんの手が、意を決したように私のジャージの下にもぐりこんで、下着の上から胸を強く揉んできた。
それと同時に下半身では渋川くんの指が花弁を掻き分けてゆっくりと中に侵入し始める。
「……あ…んんっ……!」
乳房を揉まれる痛みと、生まれて初めて体内に異物が侵入する不快感で、大きな悲鳴をあげそうになったところを、櫻木くんの唇に封じ込められた。
本当は違うのだけれど、櫻木くんが渋川くんの痴漢行為に協力してるような錯覚を覚える。
身体中を弄りまわす指や舌の動きから、櫻木くんも渋川くんも、ひどく興奮しているのがわかった。
下着の上から乳房をひとしきりもみしだいた後、櫻木くんはブラを無理矢理上にずらして、直接私の乳首をまさぐり始めた。
興奮しているせいか、予想以上に強い力でそこをぎゅうっと捻り上げられる。
その甘い痛みに身をよじると、後ろからは渋川くんの中指が、窮屈な私の割れ目の中をゆっくりピストンし始めた。
前後から感じる荒々しい吐息。
みんなや先生がいる場所で、私がこんなことをされているなんて誰が想像するだろう。
ついさっき見たエッチな雑誌の卑猥なグラビアや、「レイプ」「凌辱」という活字が脳裏をよぎる。
襲いかかる強烈な刺激に、私は今にも叫び出しそうになるのを必死でこらえていた。
程なくして、櫻木くんの手がゆっくりと胸から股間に移動し始めた。
そっちはダメ……渋川くんに触られてるのがバレちゃう………!
もはや自分にとって何が一番恥ずかしいことなのか頭が混乱してわけがわからなくなっていた。
櫻木くんの指がお臍から下半身をたどり、ヘアを撫でながら陰部へと近づいてくる。