始まりは痴漢から-5
優也はまた春香の頬を指で撫でながら
「これから春香とエッチな事をするんだけど、乱暴に犯されるのとお互い合意の上で優しくされるの、どっちがいい?」
と聞くと春香は少し後ずさって
「やだ、どっちも嫌です」
と答えた。
優也は春香がそう答えるのは想定内だったので落ち着いて言った。
「春香、一度しか言わないから良く聞いてね、春香、処女でしょ?」
春香は恥ずかしそうに黙って頷く。
「いくら嫌だって言っても結局は俺、無理矢理やっちゃうよ、いいの?処女を失った時の記憶は一生忘れられないよ、そしたら初めての時は無理矢理犯されたって一生思い続けて生きていく事になるよ、それでもいいの?」
優也がそう言ってもまだ春香はうつむいたまま
「…でも…」
と蚊の鳴くような声で言うだけだった。
優也はもう一押しだと思い
「大丈夫、優しくするし、ちゃんと避妊もするから、もし無理矢理だったら中出しして妊娠させちゃうよ、妊娠したくないでしょ」
と言うと春香は顔を真っ青にして
「嫌っ、絶対に嫌です、妊娠なんかしたくないです」
と答えた。
…結局、春香には最初から選択肢は無く、諦めて従うしかなかった…。
「じゃあ…こっちにおいで」
春香の肩を抱き優也はキスをした。
舌を入れようとすると春香は目をギュッとつぶり体を硬直させ口を開こうとしなかった。
「ほら、春香、大人のキスは舌を絡めあうんだよ、口を開けて舌を出してごらん」
そう言うと春香は震えながらも恐る恐る口を開き舌を出した。
「クチュ、ピチャッ」
優也は舌を吸い、絡ませ、充分に春香の口の中を堪能した。
そしてワンピースのボタンを外し服を脱がせ下着だけにすると
「あれ?春香の下着、上下お揃いなんだ、可愛いデザインだね」
とブラジャーの上から胸を触りながら言った。
春香は恥ずかしさのあまり真っ赤な顔で
「…あの、あんまり見ないで下さい…」
と言うのが精一杯だった。
「春香、今からそんなに恥ずかしがってちゃダメだよ、これから春香の生まれたままの姿を全部見ちゃうんだから」
そう言って有無をいわさずブラジャーとパンティを脱がした。
春香は抵抗こそしなかったが体を震わせ、必死に恥ずかしさを我慢しているようだった。
全て脱がした春香をベッドに寝かせると優也は
「じゃあこれから春香の体を隅々までチェックするからね、ほら、体の力を抜いて」
と春香の体を抱きしめた。
「まずは胸、…まだあんまり膨らんでないね、乳首はちっちゃくて可愛いよ、…次は腋の下、うん、綺麗に処理してツルツルだ、でもちょっと汗ばんでる、うん、思ったとおり甘ったるい匂いがするよ」
そう言って腋に鼻をうずめてわざとクンクンと匂いを嗅いだ。