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『私の咎』
【熟女/人妻 官能小説】

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『私の咎』-15

「あ、あぅぅん、や、まだ、出るなんて……うそでしょ……」
「あは、母乳が出るんですね、さすが人妻……、あ〜あ、これじゃ服が汚れちゃいますよ……、しょうがない……僕が飲んであげます……」
「い、いや、止めて……それは、それは……」
「それは?」
「とにかく……やめ、……あぁん!


 やぁ、


 ……ぃ、ぃぃ……

           」

 乳首を口に含まれ、ぢゅうぢゅうと音を立てて吸われる。
 それほどない母乳を飲まれるのは痛いことなのだが、舌先でかすめるように乳首を撫でられると、身体がピクリと動き、背筋にざわめくものが走る。

「これ、息子さんが独り占めしてるんですか? それとも……」
「いや、お願い、言わないで……、もう、これ以上、酷いこと言わないで……」
「だんなさんも飲んでるんだ、奥さんの母乳……」
「だってだって……」

 まだ子供が小さな頃のこと。
 乳の出がよかった奈津美の困ったことといえば、少しの圧迫でもこぼれてしまう母乳の処理。搾乳機で絞ったところで保存するわけにもいかず、どうしようか困っていたところ、英明の悪ふざけが始まった。
 大きな彼を抱くことは出来ないが、膝枕をしてあげて乳房を与えると、喜んでそれを処理してくれた。
 子供が大きくなるまでの二人だけの秘密の遊び。

 それが他人である博に見抜かれてしまうのは、この上ない屈辱であり、そして……、

「しょうがないですよ、男ってどこかマザコンなとこあるし、おっぱいが恋しいときあるし……」
「やめ、やめて……、あぁん……」

 吸われることから、それが愛撫に変わる。小指だけだったそれも薬指、中指、小指が出ていって変わりに人差し指がもぐりこんでくる。

「ふぁぁ……、はぁん、あぁん……」

 瞼が重くなり、視界が狭くなる。
 その割りに神経が過敏になり、毛筋程度でも触れられることがわかる。
 そして、それに付随する感覚も……。

「奈津美さん、いいんですか? いいんですね?」
「そんな、わたしは……、だって……」
「なら抜いちゃいますよ……」

 薬指が抜かれると、それだけ刺激が弱まる。二本の指が泳ぐように膣内を弄ったところで、太さが違う。

「え!?」

 緩くなった快楽に瞼を開く奈津美。当然、そこには勝ち誇った顔の博がいるわけだが、彼はもう何も言わず、かちゃかちゃとベルトをはずし、トランクスから大きくなったそれを取り出し……、熱くなったものが……、

「あ、あぁ……、あぁぁぁんぅんぅぅぅ……くぅ……っ」

 無遠慮にやってきた。

「はぁ、ぁはぁ……あん、くぅあぁ……、だめ、うご、かないで……、おね、がい……だめなの……」

 シートに縛り付けられ、股を広げられ、うち腿を抑えられる格好のせいで拒むにも力が入らない。押し返そうとする手も指の一本一本が絡みとられ、まるで恋人のそれのような形になる。


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