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『私の咎』
【熟女/人妻 官能小説】

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『私の咎』-14

「汚いなら……へろっ、綺麗にしてあげます……ちゅ、ぺろ……」

 うねうねと動く舌が大陰唇をなぶり、その刺激でこぼれる蜜をちゅちゅうと啜る。
 そして人差し指が膣の入り口をくにくにと押し撫で、緩い快感をくれる。

「うぅ……あぁん……」

 半端な刺激と束縛でじらされる。
 最近の性的欲求不満が煽られ、理性もアルコールのせいで緩くなっている面がある。

「どうしたんです? なんか声が色っぽいですよ……?」

 余裕をもった博の声。

「そんな……こと……うふぅん……ないです……」

 媚びるような奈津美の声。

 勝ち負けは明白。
 そう確信した博は小指をぐいと奈津美の膣に差し入れ、もぞもぞとほじくる。

「あん、やぁん! あ、だめ、だめです、そんなことされたら……」

 細くて短いものとはいえ、他人にされることが快感。
 自分より若い男に求められ、たとえウソとわかっていても「美しい」と褒められのが嬉しかった。

 だが……、

「私には夫がいるんです。やめてください!」

 愛する夫が待っている。
 確たる倫理観が、堕ちゆく気持ちを引き止める。

 けれど……、

「最近、してませんよね?」
「え? わかるんですか?」
「やっぱり……」
「そんな、卑怯です!」
「いえ、味見させてもらったときにわかりました……、すごくすっぱくて、物欲しそうな臭いだしてましたし……、欲求不満も身体の不調の一つ。足りなかったらそういうのを満たそうっていう風に身体もしますからね……、奈津美さんが品だしするとき、いっつもお尻を強調しててセクシーだったなあ……」
「うそ、そんなこと、あるわけ……ない?」

 無意識の内に男性を誘っていたのだろうか?
 たまに英明も彼女の何気ない仕草を見て抱きしめてくることがあった。そんなとき、彼は決まって「こうして欲しかったんでしょ?」と聞いてくる。
 実のところ、確かにそうだったのだが、どうしてそれがわかるのかだけはわからなかった。

「だから触ってあげたじゃないですか……、奈津美さんのお尻、柔らかくて素敵でした……」
「おばさんのだもの、垂れてきてるの触って楽しいの……?」
「そんなことありません。まだまだ二十代で通るぐらいの張りがありますよ。それに、ここも……」
「あん……っ!」

 ニットごとブラをずらされ、勃起していた乳首を強くつままれる。

「奈津美さんのおっぱい、母乳とか出るんですか?」
「うぅ、痛い……あんまり、つままないで……」

 小指よりやや小さいそれは博の指でつままれ、転がされる。
 それは痛いはずなのに、ぬるっと白い液体が出ると、滑らかに転がされ始め……、


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