『愛を写す、君を愛すB』-6 「!!!!!」 山本ユリカが飛び起きたのを見て 無意識とはいえ自分の行為が どれだけ恥ずかしいものなのかを 僕は認識した。 「おはよー山本さん。」 「!」 山本ユリカが思いっきり後ずさりをしたせいで ガタンと音をたててイスが倒れた。 「おいおい。」 「っっ!ゴメンナサイッ!」 山本ユリカの慌てっぷりに笑えてくる。