投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『愛を映す、君を愛す』
【学園物 官能小説】

『愛を映す、君を愛す』の最初へ 『愛を映す、君を愛す』 6 『愛を映す、君を愛す』 8 『愛を映す、君を愛す』の最後へ

『愛を写す、君を愛すA』-4

思わず出てしまった言葉が
僕をこの上なく恥ずかしくさせた。

山本ユリカはというと
さっきまでの泣き顔は本当だったのかと思うくらい
笑みをうかべて僕を見ていた。

少々その笑みが腹立つが
さっきのこともあるからしょーがなく会話を続ける。



「雑誌の大久保タクミって?」

「俺。」

「やっぱり。」

「・・・誰にも言うなよ。」

「どうして?写真すごく上手なのに。」

「じゃぁ。
そーゆー山本さんはパリコレモデルになりたいって
誰かに言ったことあんの?」

「・・・・・・ない。」

「だろ。俺は人から邪魔されたくないわけ。
それに・・・。写真はまだまだだから。」


『愛を映す、君を愛す』の最初へ 『愛を映す、君を愛す』 6 『愛を映す、君を愛す』 8 『愛を映す、君を愛す』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前