スパイラル-5
くちゅう。くちゅくちゅ、ずりゅうう
うおおおおおおおおおおお!
くちゅう。くちゅくちゅ、ずりゅうう
うおおおおおおおおおおお!
早紀さんは、フェラを続けながら玉をつかんだ。
その瞬間、薄れ掛けていたドライエクスタシーの感覚が、玉から絞り出されるようにほとばしった。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら、いきなさい! いくのよ!
くちゅう、くちゅう、くちゅう、くちゅう
びゅく、びゅく、びゅく、びゅく、びゅく、びゅく、びゅく、
おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
それは、あまりに強烈だった。
ドライエクスタシーの中で、しゃぶられ、いかされたのだ。
痙攣を起こした射精器官は、精液を吐き出すというより、ただ激しい収縮を繰り返すだけだった。凄まじい快感の中で俺は意識を失った。
気がついたときには、早紀さんの姿はなかった。
俺は、早紀さんのあのファレチオに取り付かれたようになっていた。
体があの快感を求めて疼きだす。無意識にペニスをいじりオナニーを始めている。
しかし、オナニーでいくら射精しても物足りなさが残り、そして、それは射精すればするほど、強いものになっていった。
早紀さんに相談するしかなかった。
早紀さん。俺、気が狂いそうだ!
満足いくオナニーさえ、できないんだよ!
満足いくオナニーができない?
そう、毎日朝晩欠かさずしていたオナニーさえ、もう、できない!
そらまたなんで?
早紀さんの・・・・・
あのフェラが良すぎて、物足りなくて、
よけい苦しくなるんだ。
まあ!
まあ、じゃないよ!
早紀さん、俺どうすればいい?
どうといってもねえ?
早紀は思い出していた。最近では謹んでいるものの、寮母をはじめたころは、
お気に入りの学生を誘惑しては、おもちゃにして楽しんでいたのだ。
若い頃、風俗嬢をしていた早紀は、様々な性的テクニックを駆使して、男の心を揺す振り、意のままに操縦する術を持っていた。
久しぶりに遊んでみようかしら。
早紀は、もう一度、遼を見つめた。
好みの男であることは間違いなかった。