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未少年
【純愛 恋愛小説】

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未少年 6-3

「警察なんて…冗談じゃないわよ…」

「じゃあいなくなって」

「…っつ…」




彼女はそれで諦めたのか視線を落とし、私に耳打ちをした。




「このままでは終わらせないからね」




そして彼女は去って行った…。





………………





あの後は私もきょみょも言葉少なく、適当にブラついて帰宅した。


その間きょみょは怒られた子供が親を見るような目で私を見ていた。

複雑な表情。


しかし私も私であの人が言ったことが頭から離れないでいる。




“このままでは終わらせないからね”




明らかに何かある。
含みを持たせた言い方だった。

やはり、彼女については聞いておかないと…。


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