投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

SEXの条件・学級委員長 川崎静奈
【学園物 官能小説】

SEXの条件・学級委員長 川崎静奈の最初へ SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 48 SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 50 SEXの条件・学級委員長 川崎静奈の最後へ

SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 最終話-12

「……それは……きっとアンタが頼りないからでしょ」

「――まぁ、しずから見たらそうかもな」


笑って答えるヤマトの声を聞きながら、私は確信していた。


ヤマトが自分を好きになることはないということ。


そしてその原因を作っていたのは、おそらく自分自身だったのだということを。



「―――帰るか」


ヤマトが学生ズボンの泥を払いながら立ち上がった。


「――とりあえずこれ着とけ」


くしゃくしゃの汗くさいジャージを投げ付けられて、自分の制服が完全にはだけていることに初めて気付く。


「い……いいよ。自分のあるから……」


反射的に答えながら、「またやってしまった……」と思った。


「……せやろな」


ヤマトもさすがにあきらめたような苦笑いを浮かべた。


「―――しず」


ヤマトが私の名前を呼ぶ。


その声は、切なく悲しい響きを帯びていた。


「―――何よ」


私はヤマトの顔を見ないようにそっぽを向いて答えた。


「もう……俺みたいな男……好きになったらアカンで」


優しく穏やかな口調。


なんだ……バレてたのか。
急に肩の力が抜けた。


SEXの条件・学級委員長 川崎静奈の最初へ SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 48 SEXの条件・学級委員長 川崎静奈 50 SEXの条件・学級委員長 川崎静奈の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前