「幸福の時間」-4
「anotherstory」
実は大木の後ろにバスケ部の後輩達も雨宿りをしていた。
「何て言ってる?」
「ちょっと雨の音がうるさくて聞こえねぇ」
「清隆先輩、イイカンジになりやがって…」
「剛史、あの人誰?」
「清隆先輩の元カノ」
「マジ!?彼女いたんだ!!」
雨が一段と強くなった
「あ〜うるせえな!」
「雨のせいで何も聞こえねぇ!せっかく今イイとこなのに」
「あっ!」
「ん?どうした?清隆先輩が何かしたか?」
清隆のいる方をゆっくりと見てみる
「………」
絶句
次の部活の日に清隆がネタにされたのは言うまでもない…
―マジでfin―