イケナイ関係!!-11
「俺、変かな? なんか、すごく興奮してる」
「変じゃないぞ? 普通じゃ。つか、そうじゃないと困るわ」
彼女の股間に魅入る翔太。
一歩近づき、前のめりになる。鼻息が当たるかもと思いつつ、焦る気持ちは止められない。それどころか、右手が逸り、
「あん、触るのか? んもう、エッチやな」
触れてしまった。
由梨絵の可愛らしい筋に。
「綺麗だね。毛が一本もないし」
「剃ったんじゃ。お前にちゃんと見てもらいたかったから」
「え?」
「うっさい、黙れ。そんなことよかしっかり見とけ」
「うん」
触ったことは咎められないからと、調子に乗って両手を伸ばし、その割れ目を開く。
「ん、んくぅ」
苦しそうな声だが、むしろ誘うような声。
割れ目が開くと、その少し上に皮に閉じこもった何かがある。
それはひくひくと動き、自分のそれに似ていた。
だから、触った。仕返しをするつもりで。
「あ、やだぁん」
そして由梨絵の反撃。髪をぐしゃっとつかまれ、引っ張られ、撫でてくる彼女。
「由梨絵さん、痛かった?」
「んーん、違うわぁ、なんか、自分でするのと違うから、変なんやぁ」
「由梨絵さん、自分で触るの?」
「アホ、オナニーじゃないわぁ、ただ、その、そう、お風呂で洗うだけじゃ」
「オナニー?」
「もう、あんまりウチのこといじめんでくれや……、なぁん?」
耳にかかる髪に触れる由梨絵。さびしそうに翔太を見つめ、「な、な、お願いなぁん」と高い声で鳴く彼女。
どうすればよいのかわからない。
だが、何かをしたい。
いらだつ気持ち。
乾く喉。
さっき、自分は何をされた?
由梨絵は自分のモノを舐めた。咥え、しごき、爆発させ、その飛沫を飲んだ。
「由梨絵さんばっかりずるいよ、俺も由梨絵さんの精子飲む」
「なん? ウチは精子なんか出んぞ? つか、あ、やぁ、なぁんもう、あかんわぁ、堪忍してなぁん!」
由梨絵の両足に腕を回し、そのままピンク色の見える割れ目に口をつける。
ちゅぅ、じゅっぱ……、ちゅうちゅう……。
しょっぱく、ぬるっとしており、脳裏がぼやける蜜。
じゅずずず……、ちゅうずず、ずっぱぁ……。
髪を引っ張る手。
嫌がる声と、甲高い声。
じたばたと暴れる両足。
それを力ずくで押さえつける自分。
いつもなら彼女のわがままに翻弄されるだけなのに、今は立場が逆。
彼女をいじめている。
けれど、
「やぁん、やぁ、なぁん、ショウ、堪忍してなぁ、なぁ? もう、ウチ、おかしくなるんなぁ?」
背中にもたれかかってくる由梨絵。体勢が変わり、蜜を吐き出す割れ目が遠のいてしまう。