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イケナイ関係!!
【ラブコメ 官能小説】

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イケナイ関係!!-10

「んぅ? ちゅっば……、どしたぁ? 痛かったかぁ? ん? んぅ?」

 いたずらっぽく笑う彼女の手は竿を握ったまま上下させている。
 小顔で小さな唇。その端にはぬめりけのある粘液がこびりついており、それを咥えたことを示す物的な証拠としてつきつけられる。

「俺、俺、由梨絵さん」

 彼女がもう一度首をかしげたとき、その手がぬるっと先端を刺激してしまい、びゅびゅっと白い粘液が飛んだ。

「あ、俺、あ、あぁぁ、はぁぁぁ、ふぅぁぁあぁぁ……」

 明るい元でそれを見たことがない翔太は、先端から飛び散る白い粘液に驚いていたが、それ以上に心地よい責め苦からの開放感に酔いしれていた。

「なーん、も〜こんなにだしてぇ……、ぺろっ。んもう、濃くて苦いわぁ」

 タイルの上にへたり込み、荒い息を整えようともしない翔太だが、白い粘液を顔、身体で受けた由梨絵をじっと見ていた。
 彼女はその飛沫を指で掬い、ぺろりと舐めていた。

「由梨絵さん、それ、何……?」

 自分の身体から出たものだが、小便とは明らかに違うもの。一人遊びのときはいつも寝てしまう。次の日になったらパンツは見ないで洗濯しているから、何が出たのかからは目を背けていた。

「なにって精子やん、ザーメンだよぉ、ショウの」
「ザーメン? 精子?」
「なん、ショウはそんなことも知らんお子様なん? もう、ウチが教えてやるわぁ。
ええか? このねばねばしたもんはな、赤ちゃんの元なんじゃぞ? これがウチのおまんまんに入るとな、ウチ、妊娠しちゃうんな?」

 由梨絵はまだ精子の残る指先をタオルの下へと向かわせる。

「おまんまんって?」
「女の子の大事なところ」
「大事?」
「ああ、大事じゃぞ?」
「そうなの?」
「見たいか?」
「見せてくれる?」
「ええで」
「じゃあ、見たい。由梨絵さんのおまんまん、見たい」
「特別じゃなぁ? 本当に本当に特別じゃぞ? ウチ、誰にでも簡単にこんなことする女じゃないからなぁ? 間違えるなよ?」
「うん、うん」

 しつこく自分のふしだらさを否定する由梨絵はすーっと一呼吸したあと、タオルを剥ぎ、下半身をあらわにする。

「つるつる?」

 白いおなかと可愛らしくくぼんだおへそ。そして、あるはずの毛がない。
 すでに翔太にも密林といえるほどに生い茂っているというのに、由梨絵の股間には一本たりとも陰毛がなく、ぽっこりと盛り上がったそこには一本の筋があるだけ。
 肘を曲げたときの線を思い出す。
 実際、その程度のもの。
 なのに、動悸が高まる。


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