逃げ出しタイッ!?-28
「うわ、キャプテンもうだらだらじゃん。つか、期待してたとか?」
「そんな、バカな……」
いつも顔を合わせている女子。顔はそこそこ可愛らしいほう。最近生意気になり始めていたのは自分も知るところ。そして身体がよい感じに育っているのも、夏の部活で十分に知っている。
何度か妄想の中でお世話になったこともある。
そんな相手。
「さて、お次はと……」
「いや、来ないでよ、来ないで!」
悲鳴を上げるも動けない雅美。悟は嫌がる彼女のスカートをめくり、小さなリボンのついた水色のショーツを引きちぎるように下ろす。
「いやぁ……、やめてぇ」
か細い声で訴えるも、どの男にも届かない。
「なあ、おい、やめようぜ。こんなことばれたら停学、下手したら退学……」
「だからこそやる価値があんだよっと」
無理やり前進させる昇と、それほど抵抗を見せない達郎。
「いや!」
続く行為を予想した雅美は無駄とわかっていても最後の抵抗を見せる。
「おっと、逃げんなっつーの!」
そしてまた髪を引っ張られ、痛みに従わせられる屈辱のフロー。
「さてさて、キャプテンの処理をしてもらおうかっと!」
抵抗する雅美の両足に背後から腕を回し、そのまま秘裂を見せ付けるように抱え上げる悟と、達郎を近づける昇。
「へへ、キャプテンも抵抗しろよ」
「な。俺は!」
「もう全然抵抗してねえじゃん。本当はやりたいんだろ? 雅美ちゃんとよ」
「キャプテン……」
「違う、俺は無理やり、信じてくれ!」
羽交い絞めにされるだけの達郎のそれが彼女の割れ目に向かう可能性は?
そこには他人の意思など及ぶはずもなく、ちゅぷっと音を立ててキスをする亀頭とクレバスは、少なくとも一方が乗り気であることを示す。
「んぅ」
そして女の口から甘いといき。
「ほら、聞きました? マジで淫乱っしょ? マネージャーは淫乱だからいきなりされてもすぐよがるんっすよ!」
たった一言の気の緩みを取り、まくし立てる悟。
「マネージャー、ほんとなのか?」
そして自分を騙そうとする達郎。
「ほんともなにもさっきから言ってんじゃん。雅美ちゃんは男を見ると咥えたくなる変体マンコの持ち主なんだからってさ」
「そうそ、だからキャプテンの顔も見れないんすよ。いつもセックスしたっくて、でもいえなくて、可哀相なことしてきましたね」
むちゃくちゃ言う二人はそのまま間の二人の距離をせばめさせていく。