未少年 5-1
昨日はあれからきよみょの「おなかすいた」発言から作り途中だった夕飯を再開させて、ご飯食べて、寝た。
ベッドの中できよみょはずっと私のことを抱きしめてくれてた。
いつもは私がきよみょを抱っこしてあげるのに…。
お陰で昨日は凄い安眠出来たよ。
やっぱり私にはきよみょがいないと…。
「……んー……きよみょ………ん?あら?」
「あー。あん。おきたー。おはよう」
「…おはよー。…きよみょ、起きてたの?んー…うぅ…早いねぇ…」
「うん。おきてたの」
「…何してたの?」
「えをかいてたの」
「…ふぁー…そっかぁ」
「あん。しごとは」
「んー?今日はねぇ、お休みだよ」
「おやすみ」
「そう。だから今日は一日中きよみょと一緒にいれるよ」
「ほんと?うれしいな」
「嬉しいの?…ふふ。私もだよ」
「…あん…」
「ん?」
「…あさごはんたべたいな…」
「あ、そうだね。んー……よし、作るかぁ」