隷従一 白日夢 第三章:のぶこ編-15
「せんせっ、いただきまーす!」と明るい声を上げて、パクリした。
「おっ、おぉぉ。そうだ、そうそう。裏筋をなめ、、そう、それだ、それを口に含んでくれ。」
柔らかい舌遣いで、袋をねっとりとしてくれる。
「うう、ぅぅむ。なん、、とも、、うぅぅむ。」
俺の眼前に、女の尻がデンと鎮座してきた。さっそく女の意図することを始めたが、女の変貌振りには驚かされた。
「タクシー代にしなさい。」
財布から取り出した札を、女は軽く頷きながら受け取った。
「あのぉ、又治療に伺ってもよろしいでしょうか・・」
「うん?そうだな・・。まっ、田坂に連絡しなさい。」
上気した顔の女に、俺は慇懃に答えた。既に携帯電話の番号を教えていたが、田坂を間に入れることにした。十分に堪能し尽くした俺は、女に対する劣情も薄れ始めていた。
「ありがとうございました。」
「あぁ、ごくろうさん。」
ベッドに横たわりながら、冷たく言い放った。
“あの女、大丈夫か?いきなりの変身では、旦那が眼をクルクルさせるんじゃないか?いやいや、馬鹿じゃないだろう、あの女も。頼むから、小出しにしてくれよ。”