続・僕はHな管理人-7
『はぁ…』
吐息と共に、目を開いた唯の悩ましげに潤む瞳が、僕を捕らえて離さない―――
僕は夢中になって唯を見つめたまま、唇の輪郭を、舌の先でゆっくりとなぞらせていく。
『んんっ…あぁ…』
唯のあごがクッ…と上がり、その顔に喜悦の笑みが浮かんだのと同時に、僕の背中に回された唯の指先が、皮膚にクイッ…と心地よく食い込んだ。
「唯?舌…出して…」
唯が恥ずかしそうに“チロッ”と覗かせた舌を、僕はチュルッ…と吸い上げた。
僕と唯の混じり合った唾液が、時々ジュルル…と派手な音を立て、部屋中を隠微な空気で満たしていく。
飲み込めないまま溢れた一筋が、唯の唇の脇からツゥ―と伝った瞬間…僕はそれをペロン…と舐め取った。
『ふぅぅ………零?』
「ん?」
『あなた…スゴイ!』
「そう?本気になった?」
『うん…零…すぐにでも…あなたが欲しい…』
………
僕は唯の服を脱がせながら、素肌が見えた場所に次々とキスの雨を降らせていく。
首筋…鎖骨…肩先…脇腹…そして…下腹へと。
僕の唇が、唯のしっとりと吸い付くような皮膚に触れる度に、唯の口元からは悦びの吐息が洩れる。
ブラジャーを取り去り、唯の豊かに実った胸の膨らみの先に、そっと唇を落とした時、唯がひと声激しく啼いた―――
『あんっ―――零っ!』
「唯…感じた?」
『うんっ…もっと…もっとして…』
唯は完全に僕のキスに堕ちた―――
この先はただ、僕の繰り出す攻めに、溺れていくしか道はない…
僕は、唯の膨らんだ胸のつぼみをチュ―っと吸ったり、舌先でレロレロなぶったりして、唯を官能の深みへとはまらせていった。
僕が唯のショーツのラインを指先でなぞると、唯がクイッ…と腰をくねらせた。