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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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永遠の誓い-8

「先生は緊張しないの?」



由里子はふいにそう聞いた。



『俺?』



「うん…」



『しないこともないけど…まぁそれよりは、由里子をどうやって抱こうかな?とか、そういう実戦的なことに頭がいくと言うか…』



「も―――ヤダ、先生!」



由里子は、クルッ…とあちら側を向くと背中を丸めてしまった。



『いやっ…由里子、でも男なんてそんなもんだぜ!』



「もういい…」



こんな時なのに、ロマンティックなことなんて、何一つ言えない俺に、由里子は腹を立てたのだろうか?



でも、とりあえず緊張はほぐれたろ…由里子?!



俺は小さくフッ…と短く息を吐き、後ろから由里子の髪を掻き上げると、首筋にチュッ…と音を立て口づけをした。



そして、そっと前に腕をまわしバスローブの結び目を解いた。



「あっ…」



一瞬、由里子の小さな囁やきが聞こえてきた。



『由里子…せっかくの夜なんだから機嫌直せよ…』



俺が、由里子のうなじに唇を落とすと、ピクンッ…と由里子の体が震えた。



「…もう…直ってる…」



由里子は茶目っ気たっぷりにそう言った。


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