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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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運命の人-4

どうしよう?先生のこんなとこ見たら、私メロメロになりそうだよ〜!!



先生はゆっくりと体を起こすと、そのまま体を横にずらし、ベッドの右側を空けてくれた。



そして、『ココ…』と空いたスペースを手で示し、『おいで…』と私を手招きした。



私がそこに腰をおろし、グラスの水を口に含むと、先生はそっと私の背中に腕を回した。



私は先生の唇に、自分の唇をそっと重ね、薄く開かれた唇の隙間から、こぼれないように、ゆっくりゆっくりと水を注いでいく…



ゴクンッ、ゴクンッ―――



先生はおいしそうに喉を鳴らし、水を喉の奥へと滑らせていった。



「もっと欲しい?」



『うん、もっと…』



そのあと、私達の唇は何度も何度も重なり合った。



ゴクンッ、ゴクンッ―――



先生はグラスの水を最後まで飲み干し、『由里子の水…美味かったぁ〜』と言うと、突然私を強く抱き締めた!



「あっ…せんせ!」



―――その時、手から滑り落ちたドゥラレックスのグラスが、コトン…と音を立て床に転がった。



『由里子…やっと捕まえた!』



先生は、フッと私を抱く腕を緩めると、私の瞳を覗き込み、人懐っこい顔で笑った。



先生の淡い灰色の瞳…
こんなに近くで見たの久しぶり!



このまま見つめていたら、ホントに吸い込まれてしまうかもしれない。



私は先生の魅惑的な瞳に、釘づけになった。


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