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あの日教室で起きたこと―9ヵ月の軌跡―
【教師 官能小説】

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想い溢れて-5

    ♯♯♯



学校から駅に着いた時、ちょうどホームに入ってきた電車に乗ることが出来た。



朝のラッシュの時間とは比べものにならないほど、車内はガラガラに空いていた。



3つ目の駅で降り、あとは改札口を出てからひたすら猛ダッシュ―――



息が上がり、体力の限界が近づいてきた頃、先生のアパートが見えてきた!



ハァ…ハァ…
ハァ…ハァ…



先生のアパートに着き、激しい呼吸を整えながら、ゆっくりと1段1段階段を上がった。



先生の部屋は2階の1番奥―――



―――ピンポーン!!



インターフォンを押し、ドアの前でドキドキしながら返事を待った。



「………」



しかし、いっこうにドアが開く気配がない。



「あれ?返事がないなぁ…」



そのまましばらく待ってみたけど、ドアの向こうはシンッ…と静まり返ったままだった。



先生眠っちゃってるのかな?



まさか…動けないほど重病とか?



何だか胸騒ぎがし始めた、その時だった!!



『―――お前…こんなとこで何やってんだよ!』



突然、大きな声がアパートの廊下に響いた!



佐々先生だった…


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