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ヒミツの伝説
【学園物 官能小説】

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ヒミツの伝説-3

「あの‥、じゃあ、二人にしていただけませんか…」
 たまりかねた奈月が言うと、宮内は少し表情を緩めて奈月を諭す。
「恥ずかしいという気持ちはわかるが、地区予選は2週間後だ。お前たちに任せておく時間がない。俺が最初から最後まで見届けないと、できないだろう。」
「別に見届けなくても…」
 なおも不満そうな奈月を見て、宮内が意を決したように言った。その言葉は弘志と奈月にとって、衝撃的なものであった。
「それに、笹野も馴れておいた方がいいだろう。なにしろ、例の伝説は、チーム全員が見ている前で成し遂げなければならないんだから…」
「えーっ、そんなの聞いてません!」
「マジですか?!」
 野球部全員が見ている前で、奈月は女の子の一番恥ずかしい部分を晒し、そのうえ、そこに異物を挿入されると言うのだ。
二人は宮内に口々に抗議したものの、今さら後には引けない。
先に覚悟を決めたのは奈月の方だった。
「…いいわ、弘志クン…や、優しくしてね…」
 奈月の可憐な美貌が弘志を見上げると、決意を固めるようにぎゅっと目を閉じた。
「よし、弘志、笹野にキスしろ!」
 弘志はおずおずと奈月の唇に唇を重ねた。お互い息をとめ、全身を硬直させている。ファーストキスは夢見心地だった。すぐに唇を離した弘志に宮内の声が飛ぶ。
「そうじゃない、セックスの前戯なんだ。しっかり笹野の身体を抱き寄せて、舌と舌を絡ませろ!」
 弘志は奈月の小柄な身体を抱きしめた。しなやかに肩にかかる黒髪からリンスの甘い香りがした。再び勢いよくキスすると、前歯と前歯が音を立ててぶつかったが、弘志は唇を離さなかった。
 奈月の唇の間からぬるりと舌を差し込むと、あとは無我夢中だった。奈月の口内に舌を這わせ、舌を絡ませ、甘やかな唾液を啜った。制服の上からウエストを軽く撫でる。キュッとしまったウエストは予想以上に華奢な感じがした。
「よし、二人とも裸になって、そこに横になれ。」
 宮内が床に敷いた体操マットを指差した。

 弘志がトランクスを脱いで全裸になる。既にマットの上では、一糸まとわぬ姿になった奈月が横たわっていた。恥ずかしそうに身体を丸めた格好が男心をそそる。弘志はマットに横たわって、後ろから奈月を抱き締めた。
 抱くようにして胸を隠している両手を取り、ゆっくりと左右に広げていく。白い膨らみがこぼれ出た。
「ううんっ!」
 すかさず片方をすくいあげると、奈月は可憐な顔を真っ赤に染めて呻いた。沈める指を、ゴム毬のように跳ね返してくる弾力。そのくせ肌触りは瑞々しく、手のひらに吸いついてくるようだ。
「んんっ…あんっ…」
 両手を使って双乳を揉みしだくと、奈月はむずかるように身悶えた。揺れるヒップの肉がちょうど勃起にあたり、たまらない刺激を与えてくれる。吹きこぼれた大量の先走り液が奈月の臀部を汚す。
 弘志は興奮に息をはずませつつ、桜色の先端を指でまさぐった。柔らかな乳首がしだいに固くなり、指先で転がる。
「ああっ…ああんっ…」
 奈月が激しく首を振り、乱れた黒髪から甘い匂いが漂ってくる。弘志は奈月を仰向けにし、その上に覆いかぶさった。
「やんっ!」
 奈月が羞じらいに頬を染め、両手で剥き出しの乳房を隠す。
その両手を掴んだ弘志は、ゆっくりと奈月をバンザイさせた。
そして、そのまま乳房に舌を這わせていく。
「ううっ…ううんっ…」
 奈月は眉間に深い縦皺を刻み、長い睫毛を震わせる。閉じることのできなくなった唇から吐息をはずませている。その様子を、宮内はマットのそばで胡座をかいて、じっと見つめていた。
「どうだ?気持ち良くなってきたか?」
 宮内が訊ねると、奈月はコクりと顎を引いたが、すぐに激しく首を振った。
「弘志、笹野のアソコを触ってみろ。」
弘志の右手が奈月の股間に伸びる。生まれて初めて陰部を他人に触られる恥ずかしさで、奈月は太腿をきつく捩り合わせる。右手がその間に潜り込んで、大陰唇の膨らみをすっぽり包み込んだ。中指に湿り気を感じてさらに潜り込ませると、ヌルヌルになった割れ目があった。


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